嶋田: 学生さんに求めるポイントや、学生時代に経験しておいてもらいたい事などはありますか?
齋藤: 「アルバイトでお金を貯めて旅行に行く」ことは経験しておいてほしいですね。
守田: 一人暮らしの経験は貴重だと思います。自分で解決しなくてはならない場面も経験するし、一人で何かについて考える時間も自然と持てていると思います。
古川: アルバイトも貴重な経験です。これくらい働いたら、このくらいのお金がもらえるんだ、ということを知っている、というのは大事だと思います。
小林: 個人的には、車や大きな目的のために計画的にローンを組んで一生懸命働く、自分の欲しい物を計画的に購入する、ということができる人は強いと思っています。大きな目標のために働く、というのがあって欲しいね。
守田: 大きな目標ですか。好きなモノや夢中になれるものを、若い人達はあまり持っていないのかもしれない。
小林:面接の時に自分の趣味や自分の好きな場所をアピールしてもらうことがありますね。
守田: 模範回答や正解はないので、いろいろな意見があっていいし、個性が出ていた方が良いと思うんですよ。でも、不思議と印象に残る人と残らない人が出てきます。採用面では、印象に残る人の方が有利かな。
古川: 上手に話せるから印象に残るという訳ではなく、一生懸命伝えようとしていれば、言葉足らずでも伝わりますね。
嶋田: 言葉に気持ちを乗せられるかどうか、ということがポイントですね。